2009年11月4日

表面変えてイメージ変わるのは服装くらい

こんにちは。
関西出身の市元です。

大阪の吹田市が障害者に代わる呼称を募集しています。
「障がい者」に代わる新しい表現(呼称)を募集します。

少し前に同じく大阪の松原市が元希者という呼称を決定しました。
「お年寄り」、「老人」、「高齢者」に代わる呼称が「元希者(げんきもん)」に決定しました

悪いイメージだから呼び方を変えるというのは
入り口として悪くはないんだけど非常に浅いですよね

呼称に紐付くイメージは確かにあるけど
そのイメージには根本概念があるわけです

その概念を変えるような対応をしないと
結局表面だけでいつかその新しい呼称も今と同じイメージになるんじゃないでしょうか

企業でもよくあります
役職名や部署名、会社名などを変えて新しい方向性だけは示したものの
末端の意識や行動は変わってなくて振り返ってみたら何の変化もない。。。とか

表面だけ変えるのは簡単ですが
それによって本当に変えなきゃいけないものを見失い
変えた気になって満足するようではいけません

本当に変えなきゃいけないもの
これを認識することが一番難しいとは思いますが